お掃除練習がんばるぞ!(キッズ)
こんにちは。キッズです。
梅雨時季とはいえ、天気の良い日は気温が高く「プールに入りた~い」という声が聞こえてきます。
「そうだね。明日は入れるといいね。」「てるてる坊主を増やしておこうか?」などという会話を楽しみながら
季節の移り変わりを味わっています。
さて、今月は生活訓練として行った箒で掃く練習を紹介します。20分間の短い時間で行ったのでポイントを絞って練習しました。
今回の目的は①箒の握り方、使い方を知る。②ちりとりを使ってごみを残さずとる。③ごみ箱に捨てる。
という3つでした。
普段、家庭で行う掃除で箒を使うことはあまりないかもしれませんが、箒を使うと手軽に短時間で綺麗にできるという利点があります。
うまく使えるようになれば、自分の生活スペースを自分で快適にすることができます。
ご覧のように箒をしっかり握ってごみを集めてちりとりに入れるというのは、思った以上に慣れやテクニックが必要です。
初めのうちは箒が空を切り、床のごみが飛んでいくこともしばしば。
それどころか、箒が自在に使えるまではちりとりにごみが入りません。
持ち方や使い方がうまくなるまでは箒係とちりとり係に分かれてペアでする方がよさそうでした。
体が小さい低学年の子には短めの箒を使ってもらい、一人ずつ前に出て支援員がサポートしながら掃き方のコツを教えていきました。
もちろん、すぐに上達はしませんが、それでも自分でごみが集められるようになると面白くなってきたようで熱心にごみを集めていました。
集めたごみをちりとりに入れてごみ箱まで運ぶのも一苦労です。(ごみ箱を持って来るという手もありますが(^^))
途中でパラパラとごみが落ちたり、ちりとりがひっくり返ったりして「あーあ」とか「ギャー!」とかの声も聞かれましたが、それもまたアクシデントを楽しむ感じで再びトライ。
大いに盛り上がった(⁈)お掃除練習会となりました。
次の日、これまで掃除に興味を示していなかった小学生の子がちりとり係を進んで行い、誰に言われるともなく集めたごみをごみ箱まで捨てに行っていました。
なんとなくしていたことの目的がはっきりしたことで、意欲が湧いたように見え、とても嬉しく盛大に褒めました。
これからも小さな積み重ねを大事にした取り組みや活動を行っていきたいと思います。
また今後は、シートつきモップやコロコロ、掃除機など、家庭にある掃除道具の使い方も練習していく計画をしています。