はーとふるほーむ春花さんとの交流(キッズ)
こんにちは。ぽっぽキッズです。今年は例年になく寒いクリスマスとなりましたね。
キッズでは、テラスから見える雪景色を眺めながら24日にクリスマス会を実施しました。
前日の準備まで頑張ってくれた人が、当日、雪のために来られなかったり、残念ながら体調不良で欠席の人もいたりしたのですが、
来てくれたメンバーでクリスマスソングを歌ったり、いすとりゲームやサッカーのシュートゲームをしたり、
お菓子やおもちゃのプレゼントをもらったりと大いに楽しみました。
そんなクリスマス会のプログラムに『はーとふるほーむ春花さんへのプレゼント渡し』というのを入れて、
お手紙とクリスマスプレゼントを届けに行きました。
これは、毎年行っている『はーとふるほーむ春花さん』とキッズのイベントで、感染症が流行する前までは一緒に歌ったり、
遊んだり、ダンスを披露したりと賑やかに行っていたのですが、
ここ数年はプレゼント渡しだけを行っています。それでも、毎年続けている大切なイベントです。
今年はプレゼントを何にしようかと悩んだのですが、一度みんなでやってみたいなあ・・・と思っていた『綿棒アート』を
「やってみませんか?」と、子どもたちに投げかけ、「うん、いいよ!」の返事をもらって、
子どもにも大人にも人気のある『トトロ』の綿棒アート作りを始めました☺
大まかな作業としては、①綿棒の色付け、②綿棒のカット、③下絵に合わせて綿棒を刺す、の3つです。
綿棒のカットは斜めに切るため職員作業にしました。
色付けは、とにかくひたすらに綿棒を色水につけて並べて乾かす。
刺す作業は、こちらもひたすら綿棒をまっすぐ垂直に隙間なく刺す。とにかく想像以上に時間の掛かる作業となりました。
綿棒の色付けは単純な作業なのですが、慣れるまでは手が絵具だらけになってしまいます。
でも、50箱くらいの綿棒がありますから、手が汚れる度に洗いにいく暇はありません。
指先に神経を集中して汚さないように気をつけながらどんどん色付けをしていきました。
色付けした綿棒を並べていくのは、大人よりも子どもたちの方がずっと丁寧で、一本ずつくっつかないように隙間を意識しながら並べてくれました。
同じ作業の繰り返しなので、やればやるだけ腕が磨かれていくなと感じました。
15分程度の時間で区切りをつけたり、色を変えたりしながら飽きずに集中できるような工夫も取り入れながら頑張ってもらいました。
黙々とできたのは、綿棒を刺す作業です。大きなサイズの絵にしたので、刺しても刺しても余白はまだまだあります。
細かな模様のない『トトロ』にしたので、ほぼ刺し間違えることはありません。
どこから差してもOKなのですが、唯一、下絵の紙を突き破って刺すので指先の力が必要です。上手く刺さらず曲がってしまうこともしばしば。
「大丈夫。大丈夫。刺さらないときは上から指でグッと押すといいよ。」と年上の子たちが優しく教えてあげていました。
年齢や学年に関係なく、みんなで一緒に取り組める作業だったので子どもたちが仲良くなれる活動になったなと思いました。
とはいえ、毎日はできなかったので、夏から秋になりとうとう冬になってしまいました。
(秋くらいには終わると見込んでいたのですが、甘かったです・・・。)
「何としてもクリスマスまでには完成させよう!!」と子どもたちと一致団結し、さらに終わりがみえるようになると、
子どもたちも完成を待ち望み率先して取り組んでくれるようになりました。(見通しを持つって大切ですね!)
無事、クリスマスまでに完成し、24日のお昼前には代表5人で届けることができました。
感染対策のため、お年寄りの方々とお会いすることはできませんでしたが、
職員の方にお渡しすると、「すごいね。こんなに大きいのをみんなで作ったの⁈」と驚かれ、
「おじいちゃんたちも『トトロ』を知っていると思うから喜ぶよ。」とおっしゃって下さいました。
そして、お返しにとお菓子をいただき大満足で帰ってきました。
長い長い取り組みとなりましたが、多くの成果と子どもたちの成長が見られ、これからも続けていきたいなと改めて思いました。
また来年も、子どもたちと共に沢山の経験と感動を味わっていきたいと思います!