避難訓練(キッズ)
先日は、引き渡し訓練(避難訓練)のご協力ありがとうございました。
キッズでは、定期的に職員と子ども達だけでの避難訓練を行い、
日ごろから1人の職員が『注目』という声掛けをし、その際は話を一旦止めて職員を見る、
という動きの練習をしています。
前日にはイラストを用いながら地震の時にどう動くかを話ました。
子ども達へ問いかけながら進めてく中で
「ぼく、それ知ってるよ!」や「だんご虫ポーズするんだよね~」
など自分たちの知っている事なども色々伝えてくれました。
当日は、ぽっぽタイム(利用者さんが揃ったら行うはじまりの会)でチラッと防災・避難の話をして、
その後は訓練予定時刻までは普段通り過ごしました。
定時になり、地震速報アラームを鳴らし職員が「おもちゃ、置いて!その場に座って!伏せて!」・・・、
「揺れが収まったよ。集合!」「(防災)頭巾被って」・・・と短い言葉で素早く指示を出していきました。
子ども達は、大きなパニックを起こすことなく、(戸惑いはあったと思いますが)みんな指示をよく聞こうとしてくれました。
また、待機場所はいつも使用している部屋ではなかったのですが、
お迎えが来るまで、大きな声を出したり立ち歩いたりすることなく、落ち着いて待っていました。
普段とは違う雰囲気だったので、「これ本当なん?」「っえ、違うんやね?!」と小声で話してる子もいて、
訓練とはいえ適度な緊張感がある中で、迎えに来てくださったお母さんやお父さんの顔を見ると、
みんな表情が柔らかくなり、ほっとした様子でした。約1時間で全員のお迎えが(引き渡し)が完了し、引き渡し訓練は無事に終了しました。
次の日、帰りの会の読み聞かせ時間にも地震が題材のお話(避難訓練)を聞いてもらいました。
前日に参加してない子などは「へぇー、そうなんだ!怖いね(>_<)」って話していたり、
参加していた子のなかには「昨日やったよ、それ」など話をしている子もいたりしました。
起こらないにこしたことはないですが、災害はいつやってくるかわかりません。
今回の訓練の良い点反省点を踏まえ、
みんなの命を第一に考え今後の避難訓練や実際に災害が起きた場合の対応に活かしていきたいと思います。