大作ができました!!(キッズ)

掲載日2024年6月25日

こんにちは。もうすぐ暑い夏がやってきます。みなさんにとって今年の夏はどんな夏になりそうですか?

キッズの夏は、なんと『芸術の夏』です‼

タイトルにもありますが、二カ月かけて3枚の絵を完成させました。

というのも、『いいちこ総合文化センター』の方から、コンサートの背面に映す絵の依頼があったからです。

(映すというのは、絵を写真にして拡大したものを映し出すということのようです。)

このコンサートは、『鑑賞支援つき 詩を愉しむ日本の歌コンサート』というもので、

国語の教科書や本屋で目にする詩をメロディーにのせて音楽で届けるというテーマで開催されます。

沢山ある詩の中から選んで描いて下さいというお話だったので、

こどもたちの知っている詩や映像をイメージしやすい詩がいいなと思い2つ選びました。

1つ目は金子みすゞ/中田喜直『わたしとことりとすずと』です。教科書に載っていたり、子供向け番組で歌われていたりする有名な詩です。

きっと、どなたも一度は目や耳にしたことがあるのではないでしょうか。こどもたちに紹介すると「知ってるー‼」という子も数名いました。

また、メロディーがついた動画をみせると「見たことあるー‼」といいながら歌う子もいました。

とてもリズムのよい詩になっているので読みやすく、知っている言葉も多いのでイメージもしやすかったようでした。

今回はアートで作った自分の絵(先月のHPで紹介したもの)を組み合わせたものをベースとして作りました

。とてもポップで明るい印象の絵になっています。 

 

2つ目は北原白秋/山田耕作「からたちの花」にしました。この歌を知っているこどもはいなかったのですが、

詩の中にある「白い 白い 花がさいたよ」というところにスポットをあて、見たことはないけれど、こんな花ではないかな・・・

という想像で2通りの絵を製作しました。 

 

  

 

白い花を何で表現するか、絵の下地はどうするか、材料は何を使うかなど色々と試しながら作っていきました。

誰かが、どこか一部分でも参加できるといいなという思いで分担作業形式にしていたので

「ここ、○○さんのところきれいに貼れているね」とか、「ハサミで真っすぐ切るのがうまくなったね」など、

絵の出来栄えとはちょっと違った視点で作品をみることが出来たのも収穫のひとつです。

とっても時間はかかりましたが、みんなで一つのことに取り組むという貴重な経験ができました。 

 コンサートは7月30日(火)、音の泉ホールで行われます。鑑賞支援つきコンサートということで、

どなたでも楽しめるようになっているそうです。興味のある方は、ぜひどうぞ☺

絵は曲中で背面に、原画は出入口に飾られるそうです。

このページの先頭へ