夏の気づき(キッズ)
今年も暑い暑い夏休みですが、毎日、みんな元気です。
ぽっぽで過ごす時間が普段より長いからこそ、各々の色々な一面が改めてみえる毎日です。
今回の記事では、みんなの成長をいくつかご紹介したいと思います。
めざせ100ぐらむ(透明な100グラムのビーズ入りケースを見本として、ぴったり100グラムを目指すゲーム)
以前は時間内に沢山ビーズを入れた人が勝ちだと思っていた人が何度もゲームを繰り返すうちに
見本のビーズケースを見ながら入れるようになったり
おそうじタイムに、ほうきをわたすと穂先が上向きになっていたのが(促しつつではあるのですが)、
ゴミをしっかり見て、掃いたり、ちりとりを使ってゴミをとることができるようになったり
それぞれ成長しています。
自由タイム中のお絵描きで、色々な色を使うものの線描き中心だったAさんが
職員に「(スポンジ)ボブかいて、かいて」とお願いするようになり、
夏休みに入った日、いつものやり取りの後に「Aさんも自分で描いてみて」と紙を渡すと、
職員が描いた描き順でボブを描き始め、みんなを驚かせたことがありました。
その後も、イラストを見て描くようになり、出来上がりが、どんどんボブに似てきています。
また以前はアイロンビーズを手で触り感触を楽しんでいるだけだったBさんが、
友だちが何か作っているのを何度も見ている内に、ついに自分で作りたくなったのか
頭の中にあるキャラクターを「きいろ、きいろ」と言いながら迷いなく完成させていきました。
(可愛らしい表情のキャラクターです。みなさんは知っていますか?)
今まで色々なタイミングでまいてきた種が何かのきっかけで1つずつ芽をだし、花を咲かせてきたような、そんな喜びがあります。
まだ夏休みは始まったばかり!
次はどんな芽がでてくるのか、新しい種もまきながら楽しみに待ちたいと思います。