夏の気づき(キッズ)

掲載日2024年8月1日

今年も暑い暑い夏休みですが、毎日、みんな元気です。

ぽっぽで過ごす時間が普段より長いからこそ、各々の色々な一面が改めてみえる毎日です。

今回の記事では、みんなの成長をいくつかご紹介したいと思います。

 

めざせ100ぐらむ(透明な100グラムのビーズ入りケースを見本として、ぴったり100グラムを目指すゲーム)

以前は時間内に沢山ビーズを入れた人が勝ちだと思っていた人が何度もゲームを繰り返すうちに

見本のビーズケースを見ながら入れるようになったり

おそうじタイムに、ほうきをわたすと穂先が上向きになっていたのが(促しつつではあるのですが)、

ゴミをしっかり見て、掃いたり、ちりとりを使ってゴミをとることができるようになったり

それぞれ成長しています。

自由タイム中のお絵描きで、色々な色を使うものの線描き中心だったAさんが

職員に「(スポンジ)ボブかいて、かいて」とお願いするようになり、

夏休みに入った日、いつものやり取りの後に「Aさんも自分で描いてみて」と紙を渡すと、

職員が描いた描き順でボブを描き始め、みんなを驚かせたことがありました。

その後も、イラストを見て描くようになり、出来上がりが、どんどんボブに似てきています。

また以前はアイロンビーズを手で触り感触を楽しんでいるだけだったBさんが、

友だちが何か作っているのを何度も見ている内に、ついに自分で作りたくなったのか

頭の中にあるキャラクターを「きいろ、きいろ」と言いながら迷いなく完成させていきました。

(可愛らしい表情のキャラクターです。みなさんは知っていますか?)

今まで色々なタイミングでまいてきた種が何かのきっかけで1つずつ芽をだし、花を咲かせてきたような、そんな喜びがあります。

 

まだ夏休みは始まったばかり!

次はどんな芽がでてくるのか、新しい種もまきながら楽しみに待ちたいと思います。

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