活動紹介:ひっぱりだこゲーム(キッズ)
こんにちは。長いと思っていた夏休みもあっという間に終わってしまいました。
2学期は運動会や文化祭、修学旅行などの学校行事が目白押しで子どもたちもわくわくしている様子です。
さて、今回はキッズで行っている活動を1つ紹介します。
毎日の活動は、子どもたちが楽しみながら参加できることを大切にしながら、
運動タイムや指先訓練・生活訓練など定期的・継続的に行っているものと、
季節の壁面製作、工作(おもちゃ作り)、水遊び、カルタとり等々、その時季ならでは遊びの要素を盛り込んでいるもの、
友だちと協力しながら行う集団ゲーム、外部講師によるリトミック、キッズヨガ、ダンス、アート活動などを組み合わせて行っています。
今回は、二人組、四人組で行った『ひっぱりだこゲーム』の様子を紹介します。
「ひっぱりだこ」というくらいですから、文字通りひっぱりあいこをするゲームです。
しかし、ひっぱり続けるのではなく、力の加減をしながら協力して紙コップを中央に重ねていくというものです。
第一弾はゴムとびの輪ゴムを使って指の力でひっぱりあいました。
ゴムは特性上、伸び縮みをしますが、強くひっぱりすぎると切れてしまう可能性があります。
ですから、ひっぱりすぎは要注意です。
しかし、こちらの心配をよそに、意外にも(⁈)やみくもにひっぱる子は一人もおらず、腕を上げたり下げたり広げたりしながら、
二人で紙コップを掴んだり外したりして重ねていきました。
慣れてくるとクレーンゲームをしているように「あっち」「そっち」と言いながら楽しんでいる様子もみられました。
では、次にもっと大きな力で『ひっぱりだこゲーム』をしてみてはどうかと第二弾を用意しました。
輪ゴムをロープに、紙コップをバケツに替えました。
今回はかなりひっぱる力が必要です。ロープは伸びないので切れる心配はないのですが、
4人全員がしっかりひっぱらないとバケツを掴むことができません。ルール上、ロープを持つ場所は決めておいたのですが、
ひっぱり続けるのが大変だったので持つ場所は子どもたちの自由にしました。
すると、ロープを短く持つ方が力が少なくてすむと気づいた子はどんどん前の方を持ち始め、みんなにもアドバイスをしていました。
しかし、ひっぱることが楽しい子は長いままでひっぱること(力いっぱいひっぱること)をやめません。
結局、バケツを2コ移動させるのに1チーム5分以上かかり、
終わったときには「疲れた~。でも楽しかった~」と笑いながら言っている子もいました。
「力をつかったり、力を調節したり」することは日常で行われます。運動を通して筋力をつけたり、
ゲームや遊びの中でちょうどいい力加減を知ることができたりする活動や体験をこれからも考えていきたいです。
また次回、子どもたちの活動の様子をお知らせ致しますのでお楽しみに‼