恐怖のおばけやしき(キッズ)
こんにちは。ホラー映画大好き寺田です。
長い夏休みも終わり、こどもたちの学校生活がまたはじまりました。その夏休みの締めくくりとして
ぽっぽキッズでは恒例の夏祭りを行いました。
今回は、夏祭りで出した「おばけやしき」についてご紹介します。
毎日ホラー動画を観るほどホラー好きな私は、「こどもたちを怖がらせたい、でも楽しませたい!」という思いから、
今年の夏祭りでぽっぽキッズ初となるお化け屋敷を企画しました。
テーマ和風。井戸やお墓のあるお化け屋敷をイメージし、段ボールや新聞紙を使って作成しました。
生活介護のメイトさんは井戸作り、こどもたちはブースの看板と飾り作りを手伝ってくれました。
約2週間かけて完成したのは、迫力ある井戸とお墓。井戸の中には骨の手と包帯女のキャサリン(勝手に命名)を入れ、
蓋を開けると赤いライトで照らされる仕掛けです。
お墓には「おそなえもの」としてお菓子を準備。そして理事長には貞子役をお願いし、出演が決定!
この時点で「これは成功する」と確信しました。さらに窓に顔や手形の紙を貼り、ピンポン玉で目玉を作って飾り付け。
入り口には全長約3メートルの段ボールトンネルを設置しました。
迎えた夏祭り当日。午前中はスポンジボール作りを楽しみ、
お昼は屋台風にして、焼きそば、フランクフルト焼きとうもろこしを、みんなで席を囲って食べました。
午後はゲームブースで、コイン落とし、冷たくない金魚すくい、ホームランゲームを楽しみ、理事長特製のパフェを食べたあと、
いよいよお化け屋敷の時間。
こどもたちはキッズ室で順番を待ち、一人ずつトンネルをくぐってお化け屋敷へ。
井戸を開けて中を覗いた後、おそなえもののお菓子をとると…
出口付近に座っていた貞子が動き出します!
「キャー!」「怖いー!」「来ないで!あっち行って!」とこどもたちの悲鳴が響き渡り、
待機しているこどもたちの表情もどんどん緊張に変わっていきました。
1人では入れず友だちと挑戦した子、勇気を出して貞子から逃げ切った子、井戸を覗いた瞬間
「マジやべぇ!無理―!」と叫んでトンネルに引き返した子、怖くて最後まで入れなかった子もいましたが、
「もう一回行きたい!」とリピートする子もいて、大盛り上がりでした。
最後はプレゼントタイム。くじ引きで好きなおもちゃを選んで持ち帰ってもらいました。
「スポンジボール作りとゲーム楽しかった!」「屋台の焼きそばが美味しかった!」「お化け屋敷、またやってほしい!」と、
子どもたちから嬉しい感想もたくさん。
片付けや掃除を張り切って行ってくれました。
私たちスタッフにとっても楽しい夏祭りとなり、こどもたちの笑顔を見て「大成功!」と感じています。
協力してくれた職員、井戸作りを手伝ってくれたメイトさん、そして貞子役を快く引き受けてくれた理事長、
なにより楽しそうに挑戦してくれたこどもたちに、心から感謝します。
次回のお化け屋敷は「あれ」と「あれ」と「あれ」をやっちゃおうかな…とすでに構想中です。どうぞお楽しみに!