避難訓練(キッズ)
こんにちは。ぽっぽキッズです。
秋は空気が乾き、火災が起こりやすい季節です。
また、地震などの自然災害もいつ起こるかわかりません。
そんな「もしも」に備えて、10月は2週にわたり、火災と地震の両方を想定した避難訓練を行いました。
避難訓練の前に、紙芝居などを使って「お・は・し・も・ち(押さない/走らない/喋らない/戻らない/近づかない)」のお話をして、約束を確認しました。

1週目は火災を想定した訓練。
おやつ後の、くつろいでいるタイミングで非常ベルが鳴り、「火事です!集まれ集まれ」の声が。
すぐに指示を聞いて集まる子もいれば、突然のベルに驚き状況が掴めない子もいました。

避難場所へ移動した後は、水消火器を使った訓練も体験しました。
初めての子も多かったのですが、炎に見立てた的をしっかり狙って消火することが出来ました。

2週目は地震を想定した訓練。
前回の訓練を覚えていて、落ち着いて避難行動に移れた子もいましたが、緊急地震速報の音に驚いている子もいました。「頭を守って!」と言うと、ほとんどの子が自分の頭を椅子の下に隠し、「揺れが収まりました」と言われるまで、じっと待つことができました。そして「集合!あつまれ!」の言葉をしっかり聞いて次の行動にうつれました。

今回は「建物が損壊した」という想定で、少し離れた公園まで避難しました。避難中も列が離れ過ぎないように意識して向かいました。いつも通る道なのに、なんだか少し遠く感じる時間でした。普段は遊びに行く場所でも、今回は避難訓練。到着すると遊びたい気持ちが高まる子もいましたが、お約束を思い出して訓練が終了するまで落ち着いて話を聞く姿が見られました。

2週の訓練を通して、災害時に“自分の身を守る行動”を繰り返し練習する大切さを改めて感じました。
これからも定期的に訓練を実施し、いざという時に落ち着いて行動できる力を育んでいきたいと思います。



