卒業おめでとう(キッズ)
ご卒業おめでとうございます😊
この春、ぽっぽキッズでは小学校、中学校、高校と、それぞれの学校で卒業を迎えた人たちがいます。
そして、卒業生の中にはぽっぽキッズを卒業する人も数名います。
その人たちは小学生の頃からぽっぽキッズに通ってくれている人たちばかりで、共に過ごした時間は長く、沢山の思い出があります。
去年の4月、あと一年で卒業するみんなのためにこの一年で何ができるのかを考えました。
色々と欲張りたい気持ちはあったのですが、やりたいことは大きく分けて2つでした。
1つ目は、最後の年を楽しく思い出の多い一年にすること。
2つ目は、卒業までに少しでも自立する力を身につけることでした。
どちらとも、放デイでは当たり前の取り組みです。でも、最後の一年だからこそ、1つ1つ丁寧に大事に向き合っていきたいと思っていました。
しかし、コロナの影響でできないことがいくつもありました。
例年ならもっともっと外に出て、いろいろな体験をするチャンスもあったのですが、
残念ながらそんな機会はほとんど持てませんでした。
でも、こんな時だからこそじっくりゆっくり過ごせる時間が生まれ、キッズ内でのイベントや活動はみんなの希望や要望を取り入れながら、
一緒に進めていくことができました。
さらに、クッキングや製作などは、回数を重ねるに事に手際もよくなり、
次にすることを考えて先に机や椅子、道具などのセッティングをしてくれる人もでてきました。
卒業生に限らず、よく考え、よく話し合い、役割や分担を持つことで少しずつできることが増え自信がついていった結果なのだと思います。
卒業が近づいた頃、「あと少しだけど、ぽっぽに行く日をいつも楽しみにしています。」と言ってくださったSさんのお母さん。
そして「ぽっぽに来ると元気になる!(^^)!」と笑顔で言ってくれたSさん。
そんな言葉が聞けて、目標の一つは達成できていたのかな・・・と少し嬉しい気持ちになりました。
春休みの一斉活動中、「次は○○ちゃんの番だよ。」「ヒントは□□!」と、年下の子に優しく声をかけてあげていた卒業生のYさん。
少しずつ自分らしく話せるようになってきたなあと思いました。気持ちが通じ合うというのはとても嬉しいことです。
時間はかかっても諦めずに伝え合うことで人間関係は築かれていきます。
その積み重ねがあったからこそ、今の明るく話すYさんの姿があるのだなと感じました。
何ができるかを考えてきたこの一年。
卒業生だけてなく、キッズのみんなにどれだけ楽しい思い出をつくることができたかは分かりません。
でも、一人一人に成長が感じられる一年だったなあと思っています。
『可能性は無限大』
卒業していくみなさんに素敵な未来と幸せが訪れるように祈っています。また会いましょう!(^^)!